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ハリアー HDMI取り付け工賃を完全ガイド──ディーラー・オートバックス・出張業者を徹底比較!

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「ハリアーで動画を見たいけど、HDMIの取り付けってどこでやればいいの?」「工賃ってどれくらいかかるんだろう…」そんな風に思っていませんか?特に新型の80系ハリアーやPHEVモデルにお乗りの方は、大切な愛車だからこそ失敗したくないですよね。

この記事では、ハリアーにHDMIを取り付ける際の「どこで頼むのが一番安くて安全なのか」、「費用はどれくらいかかるのか」といった疑問を徹底的に解決します。ディーラーやカー用品店、さらには出張専門業者まで、それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、あなたのハリアーにぴったりの取り付け方法を見つけるお手伝いをしますね。本文では、最安値で抑えるコツから、万が一の保証まで、あなたの知りたい情報を網羅しています。


目次

ハリアー HDMI取り付け工賃の【結論と相場早見表】

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ハリアーにHDMIを取り付ける際の工賃は、どこに依頼するか、どのモデルかによって大きく変わります。まずは、主要な依頼先ごとの平均工賃と所要時間をざっくりと見ていきましょう。

主要3ルートの平均工賃と所要時間

ハリアーのHDMI取り付けを依頼できる主なルートは、大きく分けて「ディーラー」「カー用品店(オートバックス等)」「出張専門業者」の3つです。

  • ディーラー(トヨタ正規ディーラー) 安心感と確実な作業が魅力のディーラーですが、工賃は比較的高めです。一般的に、工賃は15,000円〜20,000円が目安とされています。純正HDMI増設キット(10,000円〜15,000円)を含めると、総額は20,000円〜30,000円を超えることもありますよ。所要時間は、部品の在庫状況にもよりますが、数時間から半日程度を見ておくと良いでしょう。
  • カー用品店(オートバックス、イエローハット等) オートバックスやイエローハットなどのカー用品店は、手軽に依頼できる選択肢として人気です。HDMI端子取り付け工賃は10,000円〜20,000円、部品込みの総額では13,000円〜30,000円が相場です。比較的リーズナブルに済ませたい方におすすめですが、店舗によって対応や技術力に差がある場合もあります。作業時間は40分〜1時間程度と比較的短時間で完了することが多いようです。イエローハットは工賃が10,000円〜15,000円とやや安い傾向にありますが、店舗ごとの対応差が大きい点には注意が必要です。
  • 出張専門業者(ナビ男くん等) 近年注目を集めているのが、自宅や指定場所まで来てくれる出張専門業者です。たとえば「ナビ男くん」では、出張取り付け込みで16,000円(単品)/11,000円(TVキャンセラー同時)といった実例があり、中間価格帯で高施工品質が期待できます。全国対応している業者も多く、忙しい方や近くに店舗がない方には非常に便利ですね。工賃は業者によって幅がありますが、10,000円~25,000円程度と考えておくと良いでしょう。所要時間も1時間前後で終わることが多いようです。

工賃を左右する3条件

ハリアーのHDMI取り付け工賃は、以下の3つの条件によって変動します。

  • 年式(80系/PHEV) ハリアーの年式やモデルは工賃に大きく影響します。特に80系ハリアーやPHEVモデルは、最新のディスプレイオーディオ(DA)を搭載しているため、配線作業が複雑になる傾向があります。PHEVモデルの場合、駆動用電池まわりには最高約650Vのオレンジ色ケーブルが通っており、高電圧配線の逃げ処理が必要になるため、感電リスクを避けるために専門的な知識と技術が求められます。このため、PHEVモデルは通常のガソリン車やハイブリッド車よりも工賃が割高になる可能性が高いです。
  • 配線位置(コンソール or グローブボックス) HDMI端子をどこに設置したいかによっても工賃は変わります。一般的に、センターコンソール内やアームレスト付近に設置する場合と、グローブボックス内に設置する場合とがあります。グローブボックス内であれば比較的簡単な場合もありますが、より綺麗に配線を隠すためには、内装パネルの脱着作業が増えるため、その分工賃が高くなることがあります。
  • 部品持ち込みの可否と交渉術 HDMI接続に必要な部品を自分で用意して持ち込む場合、工賃が安くなる可能性があります。ただし、持ち込みに対応していない店舗や、持ち込み料が発生する店舗もあるので、事前に必ず確認しましょう。もし持ち込みたい部品があるなら、予約時に「部品を持ち込みたいのですが、工賃に影響はありますか?」と具体的に交渉してみるのがおすすめです。中には、持ち込み部品でも快く受け入れてくれる良心的なお店もありますよ。

ハリアーにHDMIを後付けできる?仕様&年式別チェックポイント

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「そもそも、うちのハリアーにHDMIって付けられるの?」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。ここでは、ハリアーの年式や搭載されているナビの種類によって、HDMIの取り付け可否と難易度を詳しく見ていきましょう。

80系・60系・30系での可否と難度

ハリアーは世代によってオーディオシステムの仕様が異なるため、HDMI取り付けの可否や難易度も変わってきます。

  • 80系ハリアー(現行型) 80系ハリアーは、多くのグレードでディスプレイオーディオ(DA)が標準装備されています。このDAは、外部入力端子(HDMIなど)が備わっている場合が多く、比較的スムーズにHDMIを後付けできる可能性が高いです。ただし、グレードやメーカーオプションによって、HDMIのメス端子が空いているかどうか確認が必要です。多くの場合は、DAの裏側に空き端子があり、そこに専用のケーブルを接続することでHDMI入力が可能になります。作業難易度は、内装の取り外しに慣れていれば中程度ですが、配線処理をきれいにしたい場合は専門業者に依頼するのが安心です。
  • 60系ハリアー(先代型) 60系ハリアーは、純正ナビゲーションシステムや社外ナビを搭載しているケースが多いです。純正ナビの場合は、HDMI入力端子がないことがほとんどですが、外部入力アダプターやインターフェースを介することでHDMI接続が可能になります。社外ナビの場合は、ナビ本体にHDMI入力端子が備わっているかをまず確認しましょう。なければ、やはり外部入力アダプターの検討が必要です。作業難易度は、ナビ本体の脱着が必要になるため、やや高めと言えるでしょう。
  • 30系ハリアー(先々代型) 30系ハリアーは、さらに古い世代のモデルです。この年代の純正ナビにはHDMI入力がほぼ備わっていません。HDMIを接続するには、別途ビデオ入力ハーネスやAVセレクターなどを用意し、RCA(赤・白・黄)の映像・音声入力端子に変換して接続する方法が一般的です。画質はHDMI本来の鮮明さには劣りますが、映像を見ることは可能です。作業難易度は、ナビ裏へのアクセスが必要となるため、専門知識がないと難しいかもしれません。

純正ディスプレイオーディオ(DA)と社外ナビでの違い

ハリアーに搭載されているオーディオシステムの種類によっても、HDMI取り付けのアプローチは異なります。

  • 純正ディスプレイオーディオ(DA)の場合 80系ハリアーに多く搭載されている純正ディスプレイオーディオの場合、最も重要なのは「HDMIのメス端子に空きがあるか」です。もし空きがあれば、そこに専用のHDMIケーブルを接続するだけで取り付けが可能です。ただし、グレードやメーカーオプションによってはHDMI端子が最初から埋まっているケースもあります。また、2025年6月のマイナーチェンジ後の新型DAでは、Gグレードにも12.3インチディスプレイオーディオが拡大採用され、HDMIによる後席エンタメ需要が増加しています。これに伴い、新型DAのHDMI仕様も確認が必要となる場合がありますので、最新の情報を確認するようにしましょう。
  • 社外ナビの場合 カロッツェリアやパナソニックなどの社外ナビを取り付けているハリアーの場合、まずナビ本体にHDMI入力モードがあるかを確認しましょう。最近の社外ナビの多くはHDMI入力に対応していますが、古いモデルや普及価格帯のモデルではHDMI入力がない場合もあります。HDMI入力がある場合は、そこにケーブルを接続するだけで済みます。もしHDMI入力がない場合は、社外ナビ用のRCA変換アダプターやビデオ入力ハーネスを別途用意する必要があります。この場合、HDMI本来の高画質は期待できない可能性がありますので、注意が必要です。

ハリアー HDMI取り付け工賃を安く抑える5つのコツ

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せっかくHDMIを取り付けるなら、できるだけ費用を抑えたいですよね。ここでは、ハリアーのHDMI取り付け工賃を賢く節約するための5つのコツをご紹介します。

部品をネット購入→持ち込み交渉術

工賃を抑える最も手っ取り早い方法は、HDMI変換アダプターやケーブルなどの部品を自分で用意して持ち込むことです。カー用品店やディーラーで部品を購入すると、販売手数料が上乗せされるため、ネットショップで安く購入できればその分節約できます。

ただし、部品を持ち込む際にはいくつか注意点があります。まず、依頼する店舗が「部品の持ち込み取り付けに対応しているか」を事前に必ず確認しましょう。対応していない、あるいは持ち込み料が発生するケースもあります。次に、持ち込む部品がハリアーのディスプレイオーディオやナビと「適合するか」をしっかりと調べておきましょう。万が一適合しない部品を持ち込んでしまうと、取り付けができないだけでなく、余計な手間や費用が発生する可能性もあります。

交渉の際は、「部品は手元にあるのですが、そちらで取り付けていただくことは可能でしょうか?」と丁寧に相談してみてください。快く引き受けてくれる店舗も多いですよ。

平日予約&キャンペーン併用

取り付け工賃を安く抑えるためには、予約のタイミングも重要です。土日祝日は作業が混み合うため、工賃が高めに設定されている、あるいは値引きが難しい場合があります。一方、平日の午前中や午後など、比較的空いている時間帯を狙って予約することで、スムーズに作業が進むだけでなく、工賃の割引に応じてくれる可能性も高まります。

また、各カー用品店や専門業者は、定期的にキャンペーンやクーポンを発行していることがあります。例えば、「〇〇円以上のご利用で工賃10%オフ」「新規のお客様限定クーポン」などです。これらの情報を事前にチェックし、利用できるものがあれば積極的に活用しましょう。SNSや公式サイト、メールマガジンなどで告知されていることが多いので、予約前に確認しておくことをおすすめします。

DIYとプロ依頼、節約額とリスク比較

「自分でやれば一番安いんじゃない?」そう考える方もいらっしゃるかもしれませんね。確かに、DIYでHDMIを取り付ければ、工具や部品込みで5,000円〜10,000円程度と、費用はかなり抑えられます。しかし、DIYにはそれなりのリスクが伴うことを忘れてはいけません。

DIYのメリットは、何と言っても費用が安いことと、自分のペースで作業できることです。80系ハリアーの場合、ディスプレイオーディオ裏から助手席側、グローブボックス裏へHDMIやUSBを通し、Fire TV Stickを隠蔽収納する詳細な手順が「みんカラ」などの情報サイトに掲載されており、これを参考にすればDIYも可能です。

一方で、DIYのデメリットは、取り付けに失敗した際のリスクが大きいことです。内装パネルを傷つけてしまったり、配線を間違えてシステムが故障したりする可能性もあります。実際に、DIYで失敗して「追加工賃で1.5倍請求を受けたケース」も報告されています。例えば、パネルのツメを折ってしまって部品交換が必要になったり、配線不良でナビが起動しなくなり、結局プロに高額な修理費用を支払うことになったり…といった事態も起こりえます。

項目 DIYのメリット DIYのデメリット
費用 安い(5,000円〜10,000円) 失敗時の追加費用発生リスク
時間 自分のペースで作業できる 長時間かかる可能性、予期せぬトラブルでの中断
技術 自分で習得できる 専門知識や工具が必要、失敗リスクが高い
保証 なし 作業保証がない
安全性 自己責任 配線ミスによるショートや故障のリスク

特に、80系ハリアーのディスプレイオーディオ周りの配線は複雑で、PHEVモデルに至っては高電圧配線に触れる危険性もあります。駆動用電池まわりには最高約650Vのオレンジ色ケーブルが通るため、感電リスクもゼロではありません。専門業者に依頼する方が、結果的に安く安全に済む場合が多いことを理解しておきましょう。無理なDIYは、時間とお金の無駄になるだけでなく、愛車を傷つけてしまう可能性もあるので慎重に判断してくださいね。


ハリアー HDMI取り付け工賃【ディーラー vs オートバックス vs 出張整備】徹底比較

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ハリアーのHDMI取り付けをどこに依頼するかは、費用だけでなく、「安心感」「確実性」「利便性」など、何を重視するかによって選択肢が変わってきます。ここでは、主要な依頼先であるディーラー、カー用品店(オートバックスなど)、そして出張専門業者の3つのルートを、様々な角度から徹底比較してみましょう。

価格/作業保証/施工実績の三軸評価

項目 ディーラー(トヨタ) カー用品店(オートバックス等) 出張専門業者(ナビ男くん等)
価格 高め(工賃1.5万〜2万円、総額2〜3万円超) 中間〜安め(工賃1〜2万円、総額1.3〜3万円) 中間(工賃1〜2.5万円、単品1.6万円、同時1.1万円)
保証 最長クラス(3年または6万km) 店舗により異なる(数ヶ月〜1年程度) 業者により異なる(数ヶ月〜1年程度、要確認)
実績 純正品に精通、車種別経験豊富 幅広い車種、部品取り付け経験が豊富 専門特化、特定車種のノウハウが高い
利便性 予約が取りにくい場合も 店舗数が多い、土日対応 自宅や指定場所に来てくれる、全国対応
  • ディーラー(トヨタ正規ディーラー) 価格は最も高めですが、その分安心感と確実性は抜群です。トヨタの純正オプションとしてHDMI増設キットを取り付ける場合、トヨタ販売店装着オプションの3年または6万km保証が適用されるため、万が一の不具合にも手厚く対応してもらえます。「保証優先派」の方には非常に心強い選択肢と言えるでしょう。施工実績も豊富で、ハリアーの構造を熟知した専門のメカニックが作業を行うため、配線ミスや内装の傷などの心配はほとんどありません。
  • カー用品店(オートバックス、イエローハット等) 価格は中間から安めで、手軽に依頼しやすいのが魅力です。オートバックスではHDMI端子取り付け工賃が10,000円〜20,000円、イエローハットでは10,000円〜15,000円とされています。作業保証については、店舗によって対応が異なり、数ヶ月〜1年程度の保証が付くことが多いようです。幅広い車種のカー用品を取り扱っているため、様々な部品の取り付け実績が豊富です。ただし、店舗ごとの技術力の差や、混雑時の待ち時間が発生する可能性もあります。
  • 出張専門業者(ナビ男くん等) 価格は中間的ですが、自宅や指定場所まで来てくれる利便性が最大のメリットです。「ナビ男くん」のような業者は、出張取付込みで16,000円(単品)/11,000円(TVキャンセラー同時)といった価格設定で、費用を抑えつつも高品質な施工が期待できます。出張業者を利用する際に気になるのが作業保証です。多くの出張業者は数ヶ月〜1年程度の保証を設けていますが、契約前に保証書の発行や保証期間、保証範囲をしっかりと確認することが重要です。中には保証書PDFの提示や口コミでの評判を公開している業者もあるので、不安な場合は事前に確認しておくと良いでしょう。専門特化しているため、特定の車種や作業に関するノウハウが非常に高いのが特徴です。

PHEV向け工賃+保証延長プランの有無

PHEVモデルのハリアーにHDMIを取り付ける場合、通常のガソリン車やハイブリッド車とは異なる注意点があります。PHEVは高電圧バッテリーを搭載しているため、配線作業時に高電圧配線への干渉リスクがあります。このため、専門知識と安全対策が必須となり、その分工賃が割高になる傾向があります。

ディーラーでは、PHEVモデルの特性を理解した上で、適切な安全対策を講じて作業を行ってくれます。万が一の感電事故や車両故障のリスクを最小限に抑え、純正保証も適用されるため、PHEVオーナーには最も安心できる選択肢と言えるでしょう。

カー用品店や出張専門業者の中には、PHEVモデルの取り付け実績が豊富な店舗や業者もありますが、依頼する際には「PHEVモデルの取り付け経験があるか」「高電圧に関する知識を持っているか」を必ず確認しましょう。また、一部の業者では、PHEV向けの保証延長プランを提供している場合もありますので、これもチェックしておくと良いでしょう。

実際のユーザーレビューと満足度分布

実際にハリアーにHDMIを取り付けたユーザーの声は、依頼先を選ぶ上で非常に参考になります。

  • ディーラーで取り付けたユーザーからは、「少し高かったけど、仕上がりが綺麗で安心できた」「純正品なので保証もついていて、文句なし」といった満足度の高い声が多く聞かれます。特に、保証やアフターサービスを重視するユーザーからの評価が高いです。
  • オートバックスなどのカー用品店で依頼したユーザーからは、「比較的安く済んだ」「手軽に利用できて良かった」という声が多い一方で、「店舗によって技術に差があると感じた」「取り付けに時間がかかった」といった意見も見られます。価格と手軽さを重視するユーザーに支持されています。
  • 出張専門業者を利用したユーザーからは、「自宅まで来てくれて便利だった」「作業が丁寧で早かった」「思ったよりも安く済んだ」といった高い満足度を示す声が目立ちます。特に、忙しい方や自宅で作業を完結させたい方、専門性の高さを求める方からの評価が高いです。

これらのレビューを参考に、あなたのニーズに合った依頼先を選ぶようにしましょう。


ハリアー専用おすすめHDMIパーツ&選び方

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ハリアーにHDMIを取り付けるには、どのようなパーツを選べば良いのでしょうか?ここでは、純正品から社外品まで、おすすめのHDMIパーツとその選び方をご紹介します。

純正アダプタ(ディーラー品)の特徴・価格

ディーラーで取り付けを依頼する場合、主にトヨタ純正のHDMI増設アダプターを使用します。

  • 特徴 純正アダプタの最大の魅力は、車両システムとの高い適合性安心感です。トヨタが提供する製品なので、ハリアーのディスプレイオーディオ(DA)との連携がスムーズで、動作が非常に安定しています。また、純正部品ならではの耐久性も期待でき、内装との一体感も損なわないように設計されています。配線も車両のハーネスに沿って綺麗に処理されるため、見た目もスッキリします。
  • 価格 純正HDMI増設キットの部品代は、おおよそ10,000円〜15,000円程度です。これにディーラーの工賃(15,000円〜20,000円)が加わるため、総額では20,000円〜30,000円超となることが多いです。価格は高めですが、前述の通りトヨタの保証が適用されるため、万が一の不具合にも手厚く対応してもらえるという大きなメリットがあります。

社外オールインワン・インターフェース3選

純正品以外にも、社外品で多機能なオールインワン・インターフェースが数多く販売されています。これらはHDMI入力だけでなく、テレビキャンセラー機能やUSB入力、さらにはDVD再生機能などを兼ね備えているものもあります。

選ぶ際のポイントは、以下の3点です。

  • CEC連動可否:HDMIで接続した機器(Fire TV Stickなど)とディスプレイオーディオが連携し、ディスプレイオーディオ側から機器の操作ができるかどうか。
  • 4K/60Hz対応:高画質の映像ソースを楽しむために、4K解像度や60Hzのリフレッシュレートに対応しているか。
  • 取り付けの容易さ:配線がシンプルで、DIYでも取り付けやすいか、あるいは専門業者での取り付けが前提か。

ここでは、代表的な社外オールインワン・インターフェースを3つご紹介します。

  1. データシステム HDMI変換アダプター HDA433-A
    • 特徴: ディスプレイオーディオにHDMI機器を接続するためのシンプルなアダプターです。別途、同社のテレビキットと組み合わせることで走行中の視聴も可能になります。比較的安価で導入しやすく、4K/60Hz対応で高画質にも対応しています。
    • 価格帯: 15,000円〜20,000円程度(アダプター本体のみ)
  2. ビートソニック インターフェースアダプター IF36
    • 特徴: HDMI入力だけでなく、RCA入力やUSB給電なども可能な多機能インターフェースです。対応車種も幅広く、ハリアーのディスプレイオーディオにも接続可能です。CEC連動機能を備えているものもあり、使い勝手が良いのが特徴です。
    • 価格帯: 25,000円〜35,000円程度
  3. ナビ男くん HDMI接続キット for ディスプレイオーディオ
    • 特徴: ハリアーのディスプレイオーディオに特化したHDMI接続キットで、同社のTVキャンセラーとセットで販売されていることが多いです。取り付けも比較的容易で、配線もシンプルにまとめられています。走行中の視聴にも対応しており、多くのハリアーオーナーに選ばれています。
    • 価格帯: 15,000円〜25,000円程度(キット内容による)

これらの製品は、ご自身の求める機能や予算に合わせて検討してみてくださいね。

PHEV対応部品を選ぶ際の注意点

ハリアーのPHEVモデルにHDMI関連部品を取り付ける際は、特に以下の点に注意が必要です。

  • 12V電源の取り出し位置 PHEVモデルの場合、通常のガソリン車やハイブリッド車とは異なり、バッテリーの位置や高電圧配線の取り回しが特殊です。HDMI関連機器の電源を確保する際には、トランク左側にあるヒューズボックスからの12V電源取り出しが推奨されます。安易に他の場所から電源を取ろうとすると、高電圧配線に干渉したり、車両システムに悪影響を及ぼしたりする可能性があるので、注意が必要です。
  • ノイズ対策の有無 PHEVは電気モーターとガソリンエンジンを併用するため、走行中に電磁ノイズが発生しやすい特性があります。安価なHDMIケーブルやアダプターだと、ノイズの影響で映像や音声が乱れる可能性があります。PHEVモデルに取り付ける場合は、ノイズ対策が施された高品質なHDMIケーブルや、シールド性の高いインターフェースを選ぶことをおすすめします。
  • 高電圧配線との距離 前述の通り、PHEVモデルの駆動用電池まわりには最高約650Vのオレンジ色ケーブルが通っています。HDMI関連部品や配線を取り付ける際は、これらの高電圧配線から十分に距離を確保し、絶対に干渉しないように細心の注意を払う必要があります。DIYで作業する際は特に、この点に細心の注意を払い、不安があれば専門業者に依頼することが賢明です。

ハリアー HDMI取り付け工賃の疑問を全部解決【Q&A】

ハリアーにHDMIを取り付けるにあたって、他にも気になる疑問はたくさんありますよね。ここでは、よくある質問とその答えをQ&A形式で解説していきます。

走行中の映像視聴は違法?

いいえ、走行中に同乗者が映像を視聴すること自体は違法ではありません。ただし、運転者が走行中にカーナビやディスプレイオーディオの画面を注視することは、改正道路交通法(2019年12月施行)により禁止されています。これは、脇見運転による事故を防ぐための措置です。そのため、走行中に運転者が見ることのできる位置にある画面で映像を流す場合は、テレビキャンセラーやナビキャンセラーと呼ばれる製品を取り付け、停車時のみ映像が映るように制限を解除する必要があります。この解除キット自体は違法ではありませんが、あくまで同乗者の視聴用であり、運転者が走行中に画面を注視することは法律違反となるので注意しましょう。

取り付け時間は?

取り付け時間は、依頼先や取り付け車種、作業内容によって異なります。

  • ディーラー: 数時間から半日程度見ておくと良いでしょう。予約状況や他の作業との兼ね合いで、もう少し時間がかかる場合もあります。代車の手配が可能なことが多いので、事前に相談してみてください。
  • カー用品店(オートバックス等): 比較的短時間で、40分〜1時間程度で完了することが多いです。簡単な作業であれば、そのまま待っていれば終わることもあります。混雑時は待ち時間が長くなる可能性があるので、事前に予約を入れるのがおすすめです。
  • 出張専門業者: 出張先での作業となるため、1時間前後で完了することが多いです。場所移動の手間がない分、効率的に作業が進みます。
保証期間は?

HDMI取り付け後の保証期間も、依頼先によって異なります。

  • ディーラー: トヨタの純正オプションとして取り付ける場合、3年または6万km保証が適用されます。これは非常に手厚い保証で、万が一の不具合にも安心して対応してもらえます。
  • カー用品店: 店舗によって異なりますが、一般的に数ヶ月〜1年程度の保証が付くことが多いです。保証内容や期間については、依頼する前に必ず確認しておきましょう。
  • 出張専門業者: 業者によって保証期間や内容が大きく異なります。数ヶ月〜1年程度の保証を設けているところが多いですが、中には保証書の発行を行わない業者もあるので、必ず事前に確認し、書面での保証を求めましょう。
車検への影響は?

適切に取り付けられていれば、HDMIの取り付け自体が車検に影響することはありません。ただし、以下の点には注意が必要です。

  • 電源分岐位置: 電源を分岐する際に、車両の安全装置やエアバッグの配線に干渉するような場所から電源を取るとNGとなる可能性があります。信頼できる業者に依頼し、適切な場所から電源を確保してもらいましょう。
  • 配線の露出: 配線が剥き出しになっていたり、運転の妨げになったりするような取り付け方は、車検で指摘される可能性があります。配線は綺麗に隠蔽処理してもらうようにしましょう。
  • テレビキャンセラー: テレビキャンセラーを取り付けて走行中に映像が視聴できるようにしている場合でも、運転者が走行中に画面を注視しない限りは車検に影響しません。ただし、検査官によっては念のため確認される場合もあります。
PHEVの12V電源取り出し位置は?

ハリアーPHEVモデルの場合、一般的なガソリン車やハイブリッド車とは異なり、エンジンの始動に必要なメインバッテリーが駆動用バッテリーと統合されているため、ボンネット内の12Vバッテリーがないことがあります。HDMI機器の電源を取る際は、一般的にトランク左側にあるヒューズボックスから12V電源を取り出すことが推奨されます。この位置は比較的アクセスしやすく、安全に電源を確保できることが多いです。ただし、PHEVの高電圧システムには細心の注意が必要なので、不安な場合は専門知識を持った業者に依頼するようにしてください。


まとめ:ハリアー HDMI取り付け工賃で後悔しない店選び3カ条

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ハリアーにHDMIを取り付ける際の工賃や相場、そして取り付けに関する様々な疑問を解決してきました。最後に、あなたがハリアー HDMI取り付け工賃で後悔しないために、お店選びの重要なポイントを3つのカ条としてまとめます。

  • ディーラー:工賃は高めですが、3年または6万kmの安心保証と純正品質の確実な作業が魅力です。特にPHEVモデルの方は、高電圧配線のリスクを考慮すると最も安心できる選択肢と言えるでしょう。
  • カー用品店(オートバックスなど):工賃は中間的で、手軽に依頼できるのがメリットです。ただし、店舗による技術のばらつきがあるため、事前に口コミなどを確認するのがおすすめです。
  • 出張専門業者:工賃は中間的ですが、自宅に来てくれる利便性が非常に高いです。価格と施工品質のバランスが良く、特定の車種に特化したノウハウも期待できますが、保証内容をしっかり確認することが重要です。

ハリアーにHDMIを取り付けるなら、あなたの「安心」と「予算」のバランスが取れるお店選びが大切です。

ぜひ、あなたのハリアーに最適なHDMI取り付け方法を見つけて、快適なカーライフを楽しんでくださいね!

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